シリウステクノロジーの新・研究開発生産拠と、リアンバオテクノロジー社と提携について
シリウステクノロジーは、AMR(自律走行搬送ロボット)を活用した高度な自動化で年間1万台の生産能力を実現し、中国初のスマート製造の成功例として大きな注目を集めました。
今回は、弊社の新しい取り組み
- シリウステクノロジーの銅陵生産拠点着工
- リアンバオテクノロジー社との協力体制
とメディア掲載についてお知らせいたします。
年間5万台の生産能力!シリウステクノロジー銅陵生産拠点が着工開始
シリウステクノロジー銅陵生産拠点の総面積は6,700平方メートル、完成後は年間5万台の生産能力が実現し、新たに300名を超える雇用が見込まれています。
銅陵生産拠点は、AMRの物流や工業、商業サービスなど多くの分野での普及を大きく加速させていきます。シリウステクノロジーは、まずは自社生産拠点にAMRを軸とした場内物流システムを導入し、AMRを原材料入庫、倉庫準備、ラインサイド配合、完成品輸送、完成品出庫などのプロセスに応用することで、自社生産拠点の「デジタル化」と「スマート化」を実現します。
スマートロジスティクス・スマート製造・商用クリーニング・ホテルおよびケータリングなどのさまざまな業界でデジタル変革を起こし、多くの企業の生産性向上にむけて取り組んでまいります。
リアンバオテクノロジー社との協力体制
この度、シリウステクノロジーは、レノボ社製グローバル向けパソコンの研究開発・製造・組み立てを行っているリアンバオテクノロジー社と、協力体制を結ぶこととなりました。
シリウステクノロジーの創始者兼CEOの蒋超(Adam Jiang)は「世界のロボット産業は知能化、クラスター化に向かって加速している」と述べており、実際に本研究開発生産拠点は、知能配送と資材管理システムを備え、AMRによる工場内の柔軟なシャトルを通じて正確に品物を配達することが可能となっております。
また、本研究開発生産拠点は「知能ロボット組立センター」「テストセンター」などの本格的な知能化機能モジュールも備えており、今後もアップグレードを重ねてまいります。
シリウステクノロジーは、知能化アップグレードを通じて、業界のために知恵物流と先進的な製造のベンチマークを確立し、自ら取り組みを「成功事例」として業界全体に広く示してまいります。
リアンバオテクノロジー社と協力して「AMRに基づく先進的な製造ソリューション」を模索し、共同で製造業に向けてデジタル変革を推進していきます。
中国中小企業デジタル変革レポート2024でシリウステクノロジーが紹介される
レノボ社と36Kr研究所(中国のテクノロジーおよびスタートアップ専門メディア「36Kr」が運営する調査・分析部門)が共同執筆した「中国中小企業デジタルトランスフォーメーションレポート2024(以下「レポート」といいます)」が正式にリリースされ、シリウステクノロジーが紹介されました。
インテリジェントな生産ラインの構築における優れた成果により、シリウステクノロジーは、中小企業のインテリジェントなトランスフォーメーションの典型的な事例として「レポート」に記載され、より多くの中小企業のデジタルトランスフォーメーションと開発のための効果的で先進的な事例として紹介されました。
レポートで紹介された内容の要約
■シリウステクノロジー、AMRロボットとPMCシステムが生産自動化の革新をリード
2018年に設立されたシリウステクノロジーは、AMR(自律移動ロボット)のソフトウェアとハードウェア、およびサポートするクラウドサービスに焦点を当てた革新的なテクノロジー企業です。シリウステクノロジーは、スマートロジスティクス・スマート製造・商用クリーニング・ホテルおよびケータリングなどの多くのシナリオでデジタル変革のニーズを満たし、さまざまな業界が生産性の可能性を解放するのを支援することに取り組んでいます。
■デジタル背景
企業は多くの場合、以下のような多くの課題に直面しています。
・ハードウェア機器の調達と保守、ソフトウェアのカスタマイズとアップグレードのコスト
・高い人件費
・生産プロセスの管理の難しさ
・品質管理のミス
そのため、シリウステクノロジーは、社内にインテリジェント製造工場を構築する際、従来のインテリジェント工場ソリューションを改善し、新しいモデルを使用して、問題点を解決することを計画しました。
■デジタルプラクティス
シリウステクノロジーは、レノボ社のスマートファクトリーの経験を活かし、独自のインテリジェント製造システムを構築、AMRロボットを用いた全自動材料フローと、各生産ユニットが個別タスクに特化したワークステーション方式を採用し、柔軟で効率的な生産を実現しました。
ロボットは材料の移動・積み下ろし・検査も自動で行い、不適格品の除外処理も可能です。
また、PMC(計画資材管理)システムと連携し、資材供給と生産計画を最適化。これにより、生産効率の向上・在庫削減・柔軟な対応力が実現されました。
■デジタル化の効果
シリウステクノロジーは、インテリジェントな生産ラインの構築における豊富な経験により、お客様にインテリジェントな変革サービスを提供することができるようになりました。
これにより、
・人的資源の最適化(30~40人必要だった生産ライン→完全自動化導入で0人)
・生産プロセスの短縮と標準化により、上級管理職の管理コストの削減
・作業結果の詳細な記録により、正確な品質管理
・運用コストの削減(約30%)
・業務効率の向上
が実現可能になりました。
これからのシリウステクノロジー
シリウステクノロジーは、今後も新しい移動ロボット技術を利用して「スマート物流」と「先進製造」を実現するため、先駆者としての地位を確立し、業界を牽引してまいります。
以上、「次世代スマート製造の新しいモデルへの取り組み」のお知らせでした。
少しでもご興味をもっていただけましたら、お気軽にお問合せよりコンタクトいただければ幸いでございます。今後ともシリウステクノロジーをよろしくお願いいたします。